信じていた夫の浮気が発覚して、それだけでも十分すぎるくらいショックなのに、なんだか全然反省しているように見えない…そんなイライラ・モヤモヤを抱えていませんか?
「正直離婚は考えられないし、きちんと反省してくれさえすればやり直したい」というみなさんにとって、どうすれば夫を心から反省させることができるのかは悩みの種ですよね。
そこで今回は、夫に二度と浮気をしないと誓わせ、また元の円満な家庭に戻るための対処法をご紹介していきます。
今すぐチェックして、旦那に今度こそ良き夫・良き父親へと生まれ変わってもらいましょう!
1、浮気した夫が反省しない場合の対処法
夫の浮気が発覚してから、これまでみなさんはどんなふうに振舞ってきましたか?
「なるべく感情的にならないように気を付けたけど…」「呆然としてしまって結局表面上はいつも通り」などなど、心の葛藤もその後の対応も様々かと思うのですが、浮気した夫が反省しないのはそんなみなさんの気持ちが相手の心に届いていないからかもしれません。
このままなんとなくで過ごしてしまうと、最悪の場合また同じことが繰り返されてしまいます。
再発を防止するためにも、これからご紹介する対処法を参考に、浮気したことを一度はきっちり反省してもらいましょう。
(1)浮気して傷ついたのは具体的に誰かを明らかにする
まずは、「あなたの浮気で私はこういうふうに傷ついた」「子供がショックを受けている」と、具体的なエピソードで夫に訴えましょう。
みなさんの旦那さんが反省していないのは、結局のところ自分の浮気で家族を傷付けた自覚がないからです。
「悪いことをした」とは思っていても、ただそれが「社会のルールを破ってしまったから」というレベルの思いに過ぎなければ、そこまで深くは反省できません。
「自分の行動が妻や子供をこんなに傷付けた」と実感してはじめて、本当の意味での罪悪感が生まれ、後悔・反省の気持ちへとつながっていきます。
(2)一度ぶち切れる
一度怒りを爆発させることで、「俺は本当に大変なことをしてしまったんだ」と気付かせるのもひとつの方法です。
心の中でどんなに怒っていても、悲しんでいても、それは口にしなければ相手には伝わりません。
女性はそこを「察する」のが得意なことも多いですが、男性の中には言葉としてやり取りされたことがすべてだと当然のように思い込んでいる人もいます。
みなさんが「言わなくても分かるでしょ」と思っている気持ちは、旦那さんにとっては「ない」に等しいのです。
だからこそ、一度ガツンとすべてをぶちまけて、事の重大さを認識してもらいましょう。
(3)夫の苦手な人に報告する
夫が「この人には自分の浮気を知られたくない」と考えていそうな人に、あえて事実を報告してしまうのも効果的な方法です。
たとえば夫の両親やみなさん自身の両親など、報告すれば何かしらの言葉で夫を叱ってくれそうな人に話しておくと、それだけ責められる機会が増えるので、夫も反省せざるを得なくなります。
「こんなに面倒なことになるくらいならもう二度としない!」と、今後の浮気を牽制する効果も期待できます。
逆に、誰にも言わずにいると夫は結局誰からも責められず、本人の中では浮気そのものがいつの間にか「なかったこと」になります。
これでは反省どころか傷ついたみなさんの気持ちまでないがしろにされかねません。
周りに報告することは、イコール周りの協力を得ることにもつながっていきます。
自分からは夫に強く言えない…という人こそ、勇気を出して親しい人たちを頼ってみましょう。
(4)反省文を書かせる
反省文は、書くことで反省を促すこともそうですが、浮気をした事実がいつまでも形として残るところにポイントがあります。
夫はその反省文を見返すたびに、自分が浮気をし、家族を傷つけてしまったことを思い出すはず。
そうやって思い出す回数が重なれば重なるほど、だんだん真剣に反省の気持ちが湧いてくることもありますし、しばらく反省文のことを忘れていても、ふとした拍子に見つけて突如深い後悔に襲われることもあるでしょう。
「あのときはどうして大して反省もせずにボケッとしていられたんだろう?」と、思わせることができればこっちのものです。
ケンカになったときの切り札としても、何かと使えるアイテムですよ。
2、浮気を許すメリット
そもそも、「まだ自分が今回の浮気を許せるかどうか分からない」と思っている人も、きっと少なくないでしょう。
そんなみなさんは、浮気を許すメリットを押さえてから、改めて自分の気持ちを見つめ直してみるのも良いのではないでしょうか。
浮気を許すと、夫婦や子供にとってどんなメリットがあるのか、3つのポイントをご紹介していきます。
(1)夫婦の新しい形を作ることができる
たとえばこれまでは、どちらかというと旦那さんの意見のほうが強い夫婦関係だったとしても、この浮気をきっかけにみなさんもハッキリ意見を言えるようになったり、お互いの気持ちをきちんと言葉にできるようになったり、そういった新しい夫婦関係のスタートラインに立つことができます。
夫側も、浮気をしてしまった手前あまり大きな顔をすることはできず、「許してもらった」という恩もあるので、これまでより一層みなさんに優しく接してくれるようになるでしょう。
極端に言えば、「許す」ことはその後の相手との人間関係を有利に進めていくためのチケットを手にするようなもの。
この機会に、亭主関白をカカア天下へと逆転させることも夢じゃないですよ!
(2)子供の環境を変えずに済む
浮気を許してそのまま結婚生活を継続できれば、子供はこれまで通り、父親と母親の揃った家族の中で生活することができます。
引っ越しや転校の必要もないので、環境の変化で子供に負担をかけることもありません。
もちろん、何が子供のためになるのかは本人の性格や希望によっても異なります。
ただ、子供が今仲の良い友達と離れ離れにならずに済むことや、習い事を継続できることなど、子供の目線でメリットを考えてあげることも大切なポイントです。
(3)自立するまでの時間稼ぎができる
正直いつかは離婚しようと思っているけれど、今は自分だけで生活をまかなっていく自信がない…そんなときに、一旦浮気を許すことは賢い選択です。
結婚生活を続けていく中で、自立のための就職活動や資金作りを進めることができ、言ってみれば自立するまでの時間稼ぎをすることができます。
その間に夫が本当に反省している態度を示してくれたり、自分の気が変われば、表面上だけでなく心から許してあげるのももちろん◎です。
3、浮気を許せない場合、どう折り合いをつければいい?
離婚はしたくないけど、やっぱり浮気は許せない…そんな気持ちの板挟みにあうと、苦しくて精神的にも消耗してしまいますよね。
ここからは、浮気を許せないときの折り合いのつけ方について、少しでも心を軽くするためのポイントとあわせてチェックしていきましょう。
(1)無理に許さなくていい
まず大前提として、浮気を無理に許そうとする必要はありません。
「許せない私は心が狭いの?」「なるべく早く元の関係に戻らないと…」なんて、思えば思うほど余計に苦しさは増すばかりです。
許せないものは許せない、今はひとまずそう思って現状を維持するだけでも立派なこと。
「時間薬」という言葉があるように、時間が経てば冷静な目で今回のことを見返すことができたり、直後にはどうしたいのかが分からなかった自分の気持ちに気付けることもあるでしょう。
まさに時間はすべてを解決してくれる薬なのです。
気持ちが落ち着くまでは、「許さなきゃ」と思うことを一旦お休みしてみるのも良いですよ。
(2)忘れる必要はない
「許さなきゃ」と思わなくて良いのと同じように、「忘れなきゃ」と思う必要もまたありません。
男性の中には、自分が浮気をしておきながら「そう何度も掘り返されたら乗り越えられるものも乗り越えられなくなる!」と怒る人がいますが、この世で1番信頼していた人から裏切られた痛みは忘れられなくて当然です。
「過去に囚われていては前を向けない」が正論ではあっても、人の気持ちはそんなに論理的にはできていません。
過去は乗り越えるものでも見えないようにフタをするようなものでもなく、いつまでもそこにあり続けることを、最終的には受け入れることで未来へつなげていくものです。
不完全燃焼のまま無理に忘れようとするよりは、忘れられないことを2人の教訓にして、これからの夫婦関係をより良くしていくために役立てていきましょう。
(3)離婚しない理由を思い出す
みなさんが離婚したくないと思う理由は何ですか?
「子供のため」「お金のため」「まだ愛しているから」など、人によってそれぞれだと思いますが、離婚しないと決めた理由を今一度思い返すことで、自分の気持ちに折り合いをつけやすくなります。
辛いときには、旦那を「利用価値があるかどうか」で測ってみるのもひとつの手です。
「夜、一人で眠るのは物騒だから」なんていう用心棒としての価値でも、ないよりはあるほうがマシです。
許せないことで一時的に夫婦としての愛情が持てなくなっても、同居人として悪くないのであれば、今は割り切って考えてみましょう。
4、夫婦でやり直すコツは?
最後に、夫婦としてまた自然にお互いを信頼し合える関係を取り戻すべく、夫婦で再出発する際のコツをご紹介します。
夫婦でやり直すためには、どんなところに気を付けていけば良いのでしょうか。
(1)再び浮気した場合の条件を決めておく
今は考えたくありませんが、悲劇を繰り返さないためにも「次に浮気をしたら離婚して慰謝料○○万円を払う」「次回は会社の上司にも報告する」といった、再び浮気した場合の条件を細かく決めておきましょう。
そうした話し合いを持つこと自体が、ある種のストッパーになって次の浮気を予防してくれます。
万が一また魔が差してしまいそうになっても、この条件を思い出せば身がすくんで手が出せなくなる…というくらい、旦那さんにとっては恐怖の条件リストを作ることが最大のポイントです。
(2)将来どんな夫婦になりたいか話し合う
みなさんは、自分の夫がどんな夫婦に憧れを持っているのか、尋ねてみたことがありますか?
旦那さんが浮気をしてしまったのは、もしかしたらそんな理想の夫婦とは程遠い自分の姿から、逃げ出したくなっただけなのかもしれません。
すでに理想の夫婦像・家族像について話し合ったことがあるという場合も、改めて「自分たちが実際にそうなるためには、何から始めれば良いのか」という具体的なところまで話を進めていくことで、共通の目標を持つことができます。
一度つまずいた夫婦関係を修復したいなら、同じ目標に向かって頑張ることが一番の近道です。
2人で同じ方向を向き、足並みをそろえることでまた新しい絆が生まれてくるでしょう。
(3)気持ちはこまめに伝える
先ほども少しお話したように、気持ちは口にしなければ伝わりません。
夫婦とはいえ別の人間ですから、「言うまでもなく、普通はこうだよね」の「普通」すら、基本的に相手には通じないと思っていたほうが逆に上手くいきます。
また、どんなに些細な引っかかりでも、それが積もれば大きなストレスに。
どこかのタイミングで不意に爆発してしまうくらいなら、違和感を覚えたタイミングでこまめに伝えたほうが穏便に解決できるのです。
「ありがとう」「嬉しい」という感謝の気持ちも、こまめに伝えることで日々のコミュニケーションがグッとスムーズになります。
お互いたくさん言葉に出して、相手と気持ちを共有しましょう。
(4)相手を信用する努力
夫婦としてやり直したいなら、相手を信用する努力は必要不可欠です。
それでも一度は浮気という形でその信用を裏切られたわけなので、どれだけ謝られたって、その言葉をすぐには信じられないのもまた当然の話。
ただ、旦那さんの立場からすると、何をしても妻の信用を取り戻せない状態がいつまでも続くのはやっぱり辛いものです。
みなさんの側からも、信じる努力をすることで少しずつ歩み寄ってあげてください。
まとめ
浮気した夫を心から反省させる方法と、また夫婦円満に戻るための秘訣をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
浮気してもあまり反省していないように見える男性は、結局のところ家族を傷つけた自覚がなかったり、心のどこかでは「別に悪いことをしたわけではない」と自分を正当化していることがあります。
実際にはそれが間違いであること、そして現に傷ついた人がいることをハッキリ示すことで、効果的に反省を促すことができるでしょう。
一度心から反省させることができれば、二度と浮気を繰り返すことなく良き夫・良き父親へと改心してもらうことも可能です。
今回お話したポイントを参考に、みなさんもまた穏やかで円満な家庭を取り戻してくださいね。

