不倫後の関係を再構築する5つの方法と修復できない場合の相談先

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夫からの最大の裏切りとなる不倫、特に、妊娠中など妻が大変なときに行う不倫は、たった一度の過ちでも離婚を考えるほど大きな傷を与えます。

ただ、真剣に謝る夫の姿や子供のために、離婚せずに関係の再構築を選ぶ夫婦も多くいます。

そこで、夫婦関係の再構築に方法や頼りになる相談先を紹介します。

実際に、夫の不倫を知ってどうしようか悩んでいる方、上手く関係と修復できない方は必見の内容です。

目次

1、夫婦の再構築を行う前に知っておくべきこと

夫の不倫を知ったからといって、必ずしも離婚する夫婦ばかりではありません。

そこで、夫婦の再構築を行う前に、3つのポイントをしっかり確かめておきましょう。

(1)傷ついた心は簡単に治らない

夫婦関係を再構築する場合、離婚せずそのまま夫と一緒に生活することを指しています。

つまり、今と同じ生活を続けていくこととなるため、そこまで難しいことではありません。

しかし、見た目の関係は修復できても、夫の不倫により傷ついた心は簡単に治りません。

ふとした時に不倫を知ったときの気持ちが蘇ったり、少しでも帰りが遅いと疑ってしまったりと、想像以上に辛いこともあります。

そのため、中途半端な気持ちで再構築を選んでしまい、最終的には離婚してしまう夫婦も数多くいます。

また、関係修復を優先するあまり、自分の気持ちを無理に封印して心や身体を壊してしまう場合もあるので、無理をしないよう十分気をつけましょう。

(2)関係修復には時間が必要

夫婦の再構築はというのは、基本的に不倫前と同じ関係に戻ることを指しています。

これは、単純に一緒に生活するだけでなく、心から楽しんだり信頼したりすることも含まれています。

ですが、浮気の傷を癒やし、再び信頼することは簡単にできることではありません。

場合によっては10年以上も傷を引きずってしまうこともあります。

つまり、関係を修復するためには、思っているよりも長い時間が必要となるのです。

ただし、これはあなたが悪い訳ではありません。

ゆっくりと少しずつでも関係を修復していきましょう。

(3)許すことと関係の再構築は別のもの

夫婦の再構築は不倫を許すことだというイメージがありますが、実はそうではありません。

不倫を全く許せなくても、関係の再構築を目指すことはできます。

もちろん、最終的にはどこかで許す必要はあります。

しかし、少なくとも、初めから全部許す必要ないのです。

関係の再構築へ向けて努力していく中で、徐々に許しても良いと思えればそれでOKです。

また、反対に不倫を知ってすぐに許せる妻はほとんどいません。

心にわだかまりを感じたまま再構築に向けて頑張っているのです。

そのため、許せない気持ちが強いから再構築できないと思ってしまうと、再構築のチャンスも逃してしまうことになります。

2、不倫後の夫と関係を再構築する5つの方法

それでは、実際に夫との関係を再構築するために必要な5つの方法について考えていきましょう。

(1)不倫をした話は出さない

夫の不倫によって負った心の傷は簡単に癒えることはありません。

そのため、何度もあのときは不安だった、今でも離婚を考えているからね、と何かあるたびに不倫について触れてしまうことがあります。

しかし、夫にしてみれば不倫の話を持ち出す度に責められているように感じ、心が休まることがありません。

すると、これからも責められ続けられるのではないかと感じ、関係修復を諦めて不倫を繰り返す場合があります。

不倫の話を出すとしても、

(2)スキンシップの時間は大切にする

夫が不倫をした背景には、夫婦のコミュニケーションが不足していた可能性があります。

この場合、再構築のために努力していても、同じ理由で再び不倫をする可能性もあります。

そこで、スキンシップの時間を今まで以上に大切にしましょう。

しかし、いきなり手を繋いだりハグをしたりすることに抵抗があると思います。

まずは一緒に食事を食べるなど、同じ時間を共有するところから始めましょう。

(3)夫の予定を把握する

不倫の前後で大きく変化することが夫への信頼です。

不倫という最大の裏切りを行った夫に対して心から信頼することが難しくなり、帰りが少し遅れただけでも不倫を疑ってしまうようになります。

こうした不安を取り除くためには、夫の予定をしっかり把握しておくことが大切です。

仕事がいつ終わるのか、どうして帰りが遅くなるのかなど、細かく把握しておくことで、夫の行動に少しずつ安心できるようになります。

(4)二人の時間を大切にする

スキンシップと似ていますが、二人でいる時間を大切にすることも関係の再構築には必要です。

結婚期間が長くなると、一緒に暮らしていてもそれぞれの生活スタイルが出来上がります。

すると、必要最低限しか二人でいる時間がないことがあります。

特に、子供がいると二人だけの時間は極端に減ってしまいます。

そのため、意識的に二人だけで過ごす時間を作るようにしましょう。

夫婦関係は夫と妻だけの特別な関係性です。

日常生活の中で夫婦の時間を設けることがコミュニケーションにも繋がり、より良好な関係へと導いてくれるのです。

(5)正直にお互いの気持ちを伝え合う

不倫後に夫婦の再構築を目指す場合、重要なのが不倫に対して遺恨を残さないことです。

確かに、不倫された妻の傷は重いですが、夫にも不倫をした理由があります。

特に、妻の言動が原因で不倫へ走ることも少なくありません。

そのため、きちんと再構築するためにも、お互いの気持ちや本音を正直に伝え合いましょう。

「不倫されて辛い」「一緒にいたくない」など、きちんと相手へ伝えるのです。

こうした気持ちを伝え合うことは、一見関係が壊れてしまうように思えるかもしれません。

しかし、不満を我慢しないことで、より前向きに再構築に向けて頑張れるようになるのです。

仮面夫婦になりたくないのなら、しっかりとお互いに本音をぶつけ合い、その後に関係の再構築を目指しましょう。

3、関係修復が上手くいかない場合の相談先

関係を修復しようとしても、その道のりの困難さから上手くいかないこともあります。

そのため、上手く修復できない場合の相談先をきちんと覚えておきましょう。

(1)夫婦カウンセリングを受ける

夫婦の問題は2人で解決するのが理想ですが、時には専門家の力を借りることも必要です。

そこで、2人一緒に夫婦カウンセリングを受けてみましょう。

夫婦カウンセリングでは、離婚についての相談ができる他、関係修復のための相談も出来ます。

特に、関係修復が上手く行かない理由を客観的に教えてくれるため、カウンセリング結果を元に、再び関係修復にトライしてみるのもオススメです。

(2)離婚を弁護士に相談する

不倫による関係修復ができない場合、無理に一緒にいてもお互いにとって良いことはありません。

そのため、離婚することも有意義な選択の一つとなります。

ただ、離婚をする場合には浮気相手や夫への慰謝料請求、財産分与の問題、子供がいる場合にはどちらが親権を獲得するのかなど、決めなくてはいけない複雑な問題を乗り越えなくてはいけません。

そこで、こうした問題をスムーズに解決するためにも、前もって離婚について弁護士へ相談しましょう。

そして、離婚の意志が固まったら、弁護士の力を借りて離婚協議を行い、新たなスタートを切りましょう。

まとめ

夫の不倫により壊れてしまった関係を再構築するためには、どうしても妻の方が辛い思いをしなければいけません。

そのため、始めは再構築できると思っていても、途中で我慢できないほど辛くなったら、距離を置いてみることも良い方法です。

また、早く再構築をすることが良いと思いがちですが、それは間違いです。

最終的に元の関係に戻れるのなら、どれくらい時間がかかっても問題ありません。

関係修復にタイムリミットは無いのです。

あなたのペースで努力を続けて、辛いなら回り道をしながら関係修復を目指しましょう。

ただし、必ず修復させるという気持ちは自分を追い詰めてしまうことがあります。

ダメだったときには諦めて離婚することを、あらかじめ決めておくことも大切です。

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