不倫した夫は捨てるべき?不倫で離婚を考えた時に知っておきたい4つのこと

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夫の不倫が発覚した時、脳裏をよぎる「離婚」の二文字。

けれど、離婚して本当に幸せになれるのか、離婚しない方がいいのかはわからないですよね。

まして、自分だけではなくお子さんもいる場合には尚更です。

離婚と言う判断をして正しいのかどうか、決意が揺らぐでしょう。

この記事では、夫の不倫が発覚し、離婚を考えた時に知っておきたい知識についてお話します。

これを知ることで、どんな条件なら離婚しても幸せになれるのか、夫が離婚を申し出た時にはどう対応すればいいのかがわかります。

目次

1、夫が不倫した!その時妻が取るべき行動は?

夫の不倫が発覚した時、まず妻がすべき行動は「顔に出さない」です。

不倫の発覚にもさまざまなパターンがありますが、不倫相手が突撃してきたり、鉢合わせしてしまったのでなければ、知らんふりをしておきましょう。

そして、水面下で証拠を集めます。

不倫から離婚ともなれば、将来的に調停や裁判に発展する可能性もあります。
そんな時に必要なのが、第三者に不倫を証明できる証拠です。

問い詰めるのはいつでもできますが、証拠を集めるのは夫が油断している今しかありません。

自分で集めるのが難しいと感じたら、探偵に依頼しましょう。
中にはカウンセリングも行ってくれる探偵社もあるので、辛い気持ちを一人で抱えずに済みます。

2、離婚して幸せになれる?実際に不倫で離婚した人の意見は

夫の不倫に激怒して「離婚だ!」と意気込んだ後にふと我に返り、「本当に離婚して幸せになれるの……?」「一時の感情で動いているのかも」と考えてしまうことはよくあります。

実際に不倫が原因で離婚した人達は、どんな感想を抱いているのか聞いてみました。

(1)離婚してよかったところ

①もう悩まなくて済む

「不倫の最中は、裏切られた気持ちや嫉妬で内面がドロドロだったけれど、別れたらもう悩まなくてすんだ」という人は多くいます。

また、「離婚」という形で決着がついているので、離婚するしないでももう悩まなくて済むのです。

「一時期夫とやり直そうと思ったけど、一緒にいるとまた不倫するんじゃないかと気が気じゃなかった」という意見もありました。

②平和な家庭に戻った

「不倫が発覚して家庭の中がギスギスしていたものの、夫と別れたら喧嘩をすることもなく、家の中が平和になった」

喧嘩の原因である夫がいないので、いらつくこともありません。家庭内の雰囲気が穏やかになります。

③子供の笑顔が増えた

両親の不仲は子供に深刻な影響を与えると言われています。
しかし、離婚することで夫婦としては成立しなくとも父母として協力する姿勢を見せることで、子供の心が安定します。

④夫の分の家事負担が減り、楽になった

離婚した女性からよく聞かれるのが「夫の世話をしなくてよくなったら、家事ってこんなに楽だったのかと気付いた」という言葉です。

成人男性の分の洗濯物や食事を用意しないだけで、家事が格段に楽になります。

(2)離婚して後悔しているところ

①まだ夫に未練を持っている

夫のことがまだ好きな場合、離婚しても気持ちの区切りがつきません。

むしろ、離れてしまったことを後悔するケースもあります。
夫のことを愛しているのなら、再構築を選んだ方が良さそうです。

②再構築を持ちかけたが断られた

離婚してみたものの、やはり未練があり、再構築を持ちかけることもあります。
その際、夫に断られるとよりダメージを受けるようです。

再構築を申し入れるぐらいなら、最初から離婚しないほうがいいでしょう。

③仕事をしていなかったので生活に窮した

夫が仕事をして家計を支え、妻が専業主婦であった場合、よくあるのが「生活資金に困った」というパターンです。

夫からの慰謝料が支払われても、生涯の生活を支えられるような金額ではありません。
離婚を考えている場合には、収入を確保する必要があります。

④子供が父親を求める時がある

お子さんがいる家庭の場合、「お父さんは?」と聞かれることに心を痛める人もいます。
子供にとっては突然父親がいなくなってしまった状態なので、疑問を感じるのは不思議ではありません。

子供がまだ小さい場合には、離婚という状況が理解できない可能性もあります。
子供の年齢に応じた説明をしましょう。

また、離婚後に面会交流を持つこともできます。
面会交流は離婚した後に親権を持たない親と子が交流を持つことです。

夫が父親として必要である場合、面会交流をすることで、子供の心の安定を図ることができます。

⑤片親であることのプレッシャー

片親であることに対し、偏見をもつ人もいます。

自分から望んでの離婚ではない場合、そういった偏見やこの先一人で子育てをすることに対してプレッシャーを感じる人もいるようです。

3、不倫が原因で離婚して幸せになれる人の条件とは

不倫が原因で離婚しても、幸せになった人はたくさんいます。
不倫した夫と離婚したのに、後悔ばかりでは離婚した意味がありませんよね。

どんな条件があれば離婚しても幸せになれるのか、離婚しても幸せな人の特徴をご紹介します。

(1)金銭面に困っていない

生活資金に困らない人は、それだけでゆとりが生まれます。
そのため仕事をしていたり、実家に頼れる人は、離婚しても不幸だと感じることがありません。

逆に生活に困ってしまうと、「なぜ離婚したのか」「どうして自分がこんな目に」と負の感情が湧きやすくなります。
離婚を考えている場合には、生活資金を確保しましょう。

(2)ポジティブシンキングができる

何事もポジティブに考えられる人は、離婚しても前向きにとらえられます。

どうしても不倫で離婚を選択すると「恋人を取られた」と考えがちですが、「不倫するような男だったらいらないや」と「自分から切り捨てた」と考えることでポジティブに受け止められます。

また、離婚後の生活で困ったことが起きても、ポジティブ思考で乗り切ることができます。

(3)悩みを話せる友人がいる

不倫をされてから離婚に至るまで、たくさんの葛藤があります。
そんな時、悩みを話せる友人がいると心強いものですね。

また、離婚後も複数の友人と交流を持つことで、孤独感がなくなります。
いつも一緒にいた夫がいなくなると、孤独感を感じる女性もいます。

孤独感を払拭するためにも、人との交流は大切なことです。

(4)打ち込めるものがある

仕事や趣味など、夫以外で打ち込めるものがある人は、離婚後に立ち直るのも早い傾向にあります。

何かひとつ、趣味を持つといいでしょう。
そこから交流を広げることもでき、新たな出会いがあるかもしれません。

4、不倫が原因で離婚する時に知っておきたいこと

(1)証拠は捨てない

夫の不倫の証拠を持っていて、愉快な気持ちになる妻はいませんよね。
ですが、「離婚したからもういいや」と捨てるのは待ってください。

夫の不倫の証拠は、夫の有責の証でもあります。

将来、自分に再婚話が浮上した時や、夫が離婚理由を偽って妻側に責任があると言っていた場合、子供に嘘の離婚原因を話していた場合などに、動かぬ証拠が必要になるかもしれません。

万が一を考えて、保存しておくことをおすすめします。
とはいえ、傍にあると不愉快でしょうから、実家に預けるなどして距離をあけておいたほうがいいかもしれません。

(2)夫からの要求で離婚しなくていい

不倫が発覚しただけではなく「不倫相手と一緒になるからお前とは別れる」と宣言する夫もいます。
しかし、日本の法律では有責配偶者からの離婚請求はできません。

不倫は法律では「不貞行為」といい、有責となります。
ですから、不倫した夫の要求に応じる必要はないのです。

離婚を迫られても毅然と拒否し、自分にとって都合のいいタイミングで離婚することができます。

(3)慰謝料が請求できる

妻として夫と不倫相手に対し、慰謝料を請求することができます。
不倫相手には離婚してもしなくても慰謝料を請求できますが、離婚しない場合には額が少なくなる傾向にあります。

また、離婚しない場合に夫に慰謝料を請求する場合、家計の中でお金が動くだけなので、あまり意味がないかもしれません。

慰謝料は、不倫の期間や悪質さによって異なります。
慰謝料何億円というのは芸能人の場合で、一般人の場合は不倫相手の支払い能力なども考慮されます。

慰謝料の請求には、不倫相手の住所と氏名が必要になります。
もしわからない場合や夫が口を割らない時には、探偵に依頼して調べましょう。

(4)夫が反省していたら?

夫が反省をしているのを見ると、「本当に離婚していいのだろうか」と迷う人もいます。

ただ忘れてはいけないのは、夫はばれたから謝っているのであって、ばれなければ今もあなたを裏切って不倫を続けていたのかもしれないという点です。

「謝っているのに許さない」という姿勢は、非難されがちですが、許さない権利は誰にでもあります。
夫の反省が本物かどうか、試してみるのもいいでしょう。

(5)夫が離婚に応じない場合は?

不倫はしたが離婚はしたくないという夫も珍しくありません。
そんな時は、第三者の協力を求めることができます。

両家での話し合いでもいいですし、弁護士を立てて慰謝料請求と同時に離婚の代理人になってもらうこともできます。

それでも埒が明かない場合には、裁判所での離婚調停を行いましょう。

まとめ

今回は、不倫が原因で離婚を考えた時に知っておきたいことについてご紹介しました。
同じ離婚をするのなら、離婚後に幸せになりたいですよね。

そのためには必要な条件や知っておいたほうがよいことが多々あります。
「知っていたら、離婚しなかった」という事態は避けたいですよね。

この記事を読むことで、不倫が原因で離婚する場合に知っておきたい知識を身に付け、自分により良い条件で離婚ができるようになります。

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。

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